湘南美容外科で
フラクショナルレーザーを
受けてきた話

フラクショナルレーザーの
種類と効果をわかりやすく解説

フラクショナルレーザーの
メカニズム

フラクショナルレーザーとは

肌の表面にドット状の細かな小さい穴をあけて、新しい皮膚の再生を促す治療。肌の自己再生能力を高め、再生を促し、皮膚内でコラーゲンやエラスチンが増生されることで徐々にクレーターや凹凸、毛穴の開きが目立たなくなります。その他にも、様々な効果があり今現在では多くのクリニックが導入しています。

繰り返し治療を行うことでより改善が期待され、時間と気力が必要ですが、得にニキビ跡には効果的であり、多くの方が検討されているのではないでしょうか。

従来は、ケミカルピーリングやレーザーピーリング、リサーフェシング(再表面化)が行われていましたが、皮膚表面を削ったり溶かしたりする方法でした。

治療効果をより高めようとすると、皮膚深層にまで影響が及びダウンタイム(が長くなり、同時に炎症後色素沈着などの副作用が出やすくなり不満足な結果になりがちでした。

ちょさま

筆者も5年ほど前から受けています。
毛穴撃退活動中。

フラクショナルレーザー効果

ニキビ跡

長年気になるニキビ跡

毛穴

毛穴の開き・たるみ毛穴

傷跡

妊娠線や肉割れ
ケガの傷跡や手術跡

若返り

ハリ、肌理(きめ)、弾力

シミ・シワ

目元・口元の小じわ

肌質改善

繰り返しニキビ
くすみ、赤み

フラクショナルレーザーの種類と違い

ちょさま

肌の悩みは人それぞれ
フラクショナルレーザー優秀ね

炭酸ガスレーザー?
モザイクレーザー?
施術名が違うけどその種類と特徴は?

【種類は大きく分けて2つ】

①アブレイティブタイプ
(皮膚の剥脱を行うような治療)

②ノンアブレイティブタイプ
(レーザーによる熱作用利用した治療)

①アブレイティブタイプ

ちょさま

クリニックによって
機械や呼び方が異なる

【代表的な治療】

  • ピクセルCO2
  • アンコア
  • パール
  • YSGG
  • Er-YAG
  • CO2
  • など

皮膚に微小の穴をあけて
皮膚組織にわずかなダメージを与え、
創傷治癒力を利用して気になる症状を改善。
点状に表皮を含めた皮膚浅層を
レーザーの熱作用にて蒸散・凝固させて
表皮を破壊するので、
侵襲的でありますが効果はより強力です。
しかし、
ダウンタイムが長く日常生活にも支障があり、
炎症後色素沈着も多少生じやすいのが欠点。

ちょさま

『ニキビ跡』に対しては、
アブレイティブタイプがオススメ

②ノンアブレイティブタイプ

皮膚に穴をあけずに皮膚組織に
わずかなダメージを与えて、
創傷治癒力を利用しコラーゲン再生を促す。
表皮の角質層を蒸散させずに、

それ以外の皮膚深部に部分的な熱変性を与えます。

アブレイティブレーザーに比べ効果は中等度

凝固層は微細なため、数日で新たな組織へと再構築。
この再生過程において、
表皮細胞や真皮のコラーゲン線維などが活性化され、美容効果をもたらします。

アブレイティブ ノンアブレイティブ
治療法 皮膚表面に
ダメージを与える
低出力のエネルギーで
皮膚に刺激を与える
ダウンタイム 長い
(瘡蓋、赤み、腫れ)
短い
生活に支障がない程度
効果 傷跡
深いニキビ跡の凹凸
毛穴やハリ
肌質の改善
治療回数 少ない やや多い

施術を比較!オススメはどれ?

アブレイティブタイプ VS ノンアブレイティブタイプ

2つの違いについて説明しましたが、
『自分の肌はどの種類がいいの?』
と、疑問に思うかもしれません。
答えは、「あなたの肌の悩み」によります。

ピコ
フラクショナル
モザイク
レーザー
種類 ピコレーザー フラクショナル
レーザー
効果 ハリ・毛穴 毛穴
浅いニキビ跡の凹凸
間隔 2〜4週間 (一般的に)4週間
痛み 麻酔は不要
(クリニックによる)
塗る麻酔は必須
(施術中)チクチクする
時間 (施術)10分〜20分 (塗る麻酔)30分
(施術)10分〜20分
洗顔 当日から可能 数時間後、もしくは
翌日から可能
メイク 当日から可能 翌日から可能
運動 (軽い運動)
当日から可能
翌日から可能だが
赤みが落ち着いてから
入浴 当日から可能 翌日から可能だが
赤みが落ち着いてから
フラクショナル
CO2レーザー
ECO2
レーザー
種類 フラクショナル
CO2レーザー
フラクショナル
CO2レーザー
効果 ハリ・毛穴 毛穴
深いニキビ跡の凹凸
間隔 4週間 6〜8週間
痛み 麻酔は不要
クリニックによる
塗る麻酔は必須
(施術中)チクチクする
時間 (塗る麻酔)30分
(施術)10分〜20分
(塗る麻酔)30分
(施術)10分〜20分
洗顔 6時間〜12時間後から可能 24時間後から可能
メイク 翌日から可能
(できるだけ控える)
赤みが落ち着いてから可能
運動 赤みが落ち着いてから可能 赤みが落ち着いてから可能
入浴 赤みが落ち着いてから可能 翌日から可能だが赤みが落ち着いてから

肌のお悩みによって種類を変える

ニキビ跡の凹凸のように肌に深い傷がついているような場合、
アブレイティブタイプが効果的です。
クレーターのタイプや深さにもよりますが、
軽いレーザー治療では
回数とお金がかかってしまったり、
根本的な治療ができない可能性があります。
一方で、

  • 肌のざらつきの改善
  • トーンアップ
  • 毛穴の引き締め

このような悩みであれば、
ノンアブレイティブタイプが
オススメです。
アブレイティブタイプは
肌にかなり強いダメージを与えるので問題のない肌にそのような施術をすることは好ましくありません。

気になる部位にはアブレイティブタイプ
それ以外にはノンアブレイティブタイプと
使い分けることも大切です。

まずはカウンセリングを予約してあなたの肌の健康診断をして下さい。